年齢を問わず、多くの女性を悩ませているのが「冷え症」。
そんな厄介な「冷え症」に対しても特定のアロマ精油は有効に作用するため、
今回は『アロマテラピーと冷え症』と題して、
- 冷え症の要因や改善方法などの簡単な知識
- 冷え症に有効なオススメの精油5選
- 冷え症解消に役立つアロマテラピーレシピ
上記3つの事をお伝えしていきます。
冷え症についての簡単な概要

冷え症についての理解を少しでもしてもらうため、ここでは冷え症についての概要を簡単にお伝えします。
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冷え症

「冷え症」は名前の通り、
身体の血液循環が悪いために血液が四肢の末梢まで流れず、手足などの末端に冷感が生じることで、
不快感や不定愁訴なども含め、冷えによって身体に何らかの症状があることを意味します。

ちなみに、冷え症の「しょう」の部分で違いのある「冷え性」というのもありますが、
『冷え性』は冷えを感じやすい性分(性格)という曖昧な表現で、『冷え症』は冷えによってなんらかの症状があることをさします。
ですが、冷えは性分だけではなく何らかの症状がある場合が多いため、以下すべて「冷え症」とします。


そして、その冷えの状態が慢性化してしまうと、全身の血流すらも悪くなってしまい、肩や背中、おなか、腰まで冷えるようになり、
肩こりやギックリ腰などのツライ症状が慢性化してしまうこともあります。


冷え症になる要因


冷え症は血液の流れが悪くなってしまう事ですが、血液の流れが悪くなる背景には自律神経の乱れが深くかかわっています。
身体はホメオスタシス(生体恒常性)を保つために自律神経が働き、
自律神経は血管の拡張や収縮をも調整して外界の環境変化に即座に対応します。
自律神経は温度環境の変化に対応
寒い所にいると手足が冷たくなってしまうのは、体の中心部の熱を守るために自律神経が末梢の血管を収縮させているからであり、冬場の寒い時に手足が冷えるのは通常の反応です。



ちなみに、寒い時にたつ鳥肌は毛根にある立毛筋の収縮で、立毛筋の収縮によって毛穴を防ぎ、熱の放散を避けてもいるのです。
その反対に、
気温が上昇すると血管を拡張して血液の流れを促し、体内の熱を放出させるために汗を出して(身体の余分な熱を取り去って冷やす)、体内の温度を一定に保つようにしているので、
暑すぎる場合でも手足が冷える事もありますが、これも通常の身体の働き。



気化熱を上手く利用しているのですね、身体の仕組みは凄いです。
しかし、、、
自律神経とホルモンバランスの乱れがツライ冷え症を招く


何らかの原因で自律神経の働きが乱れてしまうと、血管の収縮と拡張の調整が正常に行われなくなり、
大きな温度環境の変化がなくても血管は収縮傾向になってしまいます。
その結果、末梢の血管に流れる血液量が少なくなって血流障害を招いてしまうことに。
また、不規則な生活やストレスからくる自律神経の乱れは体温調整機能やホルモンバランスを崩しやすく、
特に女性の場合は「思春期」と「更年期」に大きくホルモンが変動することで、冷えが起こりやすくなります。


男性よりも筋肉量が少ない女性は冷えを感じやすい


体温を上げるには基礎代謝を上げることが重要なことは言うまでもありませんが、基礎代謝のうちの約38%は筋肉によるもので、
筋肉量が少なければ少ないほど基礎代謝量が少なく熱を産み出しにくくなるため、
冷え症が女性に多いのは筋肉量にも関係があります。


冷え症にならないため、冷え症を改善するための基礎知識


冷え症がある人は夏でも手足が冷たくなり、「体がぞくぞくする」と訴え、
冬になると冷えに拍車がかかり、ヒドイ場合は「お風呂に入っても温まらない」、「体が冷えきって寝つけない」などの悩みを抱える人も多くいます。
冷え症にならないため、冷え症を解消するには、日ごろから体を冷やさない工夫をすることが大切です。
食事も重要!? 冷え症の改善に必要な行動


冬場は自然に重ね着しますが、夏場はどうしても薄着になりがちで体が冷えるため、
夏場であれば、エアコンの冷気に当たらないようにカーディガンやひざかけなどを活用して、エアコン等の冷気から身体を守り温めてください。
また、冷蔵庫で冷やした飲料を飲みすぎることはできるだけ避けること。



夏場の日中、外で冷たい物を飲む分にはいいですが、エアコンをつけている環境下では常温の飲み物でいいかと思います。


そして、冬場は外部温度が低いため、
- 上着を重ね着する
- レッグウォーマーや腹巻きなどを着用
- カイロを使う
などして、外部の冷えから身体を守るようにしましょう。
適度な運動や添加物を避けることが冷え症の改善に繋がる


また、冷え症の対策には食事も重要で、
安値で手軽な加工食品に含まれている食品添加物などの化学物質には身体を冷やす作用があると言われているため、少しでも添加物の多い食事は避けること。
更に付け加えるなら、スクワットや腹筋などの運動をして下半身の筋肉を動かすことは冷え症の改善に繋がりますし、ストレス対策も重要。


これらはあくまで基本の基ですが、そのうえで、アロマ精油を活用すれば冷え症の改善に向けて後押ししてくれます。
ジュニパー、ショウガ…「冷え性」改善にオススメのアロマ精油5選


冷え症に効果を発揮するのは、強力な血行促進作用のあるアロマ精油で、
- レモン
- ジュニパー
- オレンジスイート
- パチュリ
- ショウガ
などが冷え症の改善にオススメです。
「レモン」や「オレンジスイート」に含まれるリモネン(モノテルベン炭化水素類)には、血管を拡張して血流を増加させる作用があり、身体を温めてくれます。
また、「ジュニパー」には体液の貯留を解消して老廃物の排出を促すカリオフィレン(セスキテル ベン炭化水素類)や、血流を促進するa・ピネン(モノテルベン炭化水素類)が、
「パチュリ」には静脈を強化してうっ血を除去するブルネッセン (セスキテルベン炭化水素類)が含まれています。
また、「ショウガ」の精油にはシネオール、ジンギベロン、ビサボレンやカンフェレン、フェランドレンなどの成分があり、それらが血管運動中枢に対して興奮的に働き、
血液の循環を高め、血圧を上昇させて体を温める作用があるため、ショウガは食べるだけでなく、精油の使用によっても身体を温める作用に期待できます。


これらの精油を組み合わせてアロママッサージや足浴を行うことで、停滞している血液や体液の流れが促進していきます。
冷え性の改善に有効な体を温めるアロマレシピと使い方
上記5つの精油を利用した、冷え性の改善に有効なアロマ精油のブレンドレシピと、簡単な使い方をご紹介。
アロマレシピ①足浴アロマバス(足湯)で全身ポカポカ
アロマバス(足浴)


材料
- レモン・・・1滴
- ジュニパー・・・2滴
- オレンジスイート・・・1滴
足浴をはじめる
温度40~42℃くらいのお湯をバケツの半分くらいまで入れたら、そこへ材料の滴数分だけ精油を加えてよく混ぜる。
お湯に足を入れ、体がポカポカしてくるまで
足浴を行います。



冷えを感じたときや、就寝前がおすすめ
アロマレシピ②アロママッサージで冷えた身体を温める
アロママッサージ


材料
- パチュリ・・・1滴
- レモン・・・2滴
- ホホバオイル・・・5ml
マッサージで温める
- ビーカーにホホバオイルを入れる
- 材料の滴数分だけ精油を加えてよく混ぜる
ブレンドしたマッサージオイルで、足先から足首、ふくらはぎからひざと、末端から中心部に向けてマッサージ



1日2~3回を目安に、冷えを感じたときや、就寝前にするのがオススメ。
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