仕事や勉強など、日常生活の中で何かに集中しながら作業をしていたとき、
集中力が切れてやる気スイッチオフ、、、
集中して作業したいのにやる気になれずグダグダ、、、
やる気も起きず作業効率も低下してしまうそんな時こそ、香りの力を借りましょう!
この記事では、集中したいとき、集中力が切れたときの推しアロマ、ローズマリーの魅力とおすすめの活用法について紹介していきます。
※ローズ・マリーはケモタイプの精油で3種類(ローズマリーシネオール、ローズマリーカンファー、ローズマリーベルベノン)ありますが、今記事でのローズマリーはローズマリーカンファーを指しています。
生産性、作業効率低下…集中したい時あるあるの具体例
では実際に、どんなシーンでローズマリーの精油を嗅ぐと良いのか?
集中したいときあるあるの具体例を紹介していきます。
- 読書タイムとってるけど集中できない
- アロマの資格勉強や学生のテスト勉強など、勉強前からやる気が出ない or 集中力が途中で切れて内容が入ってこない
- リモートでの仕事中、集中できなくて作業効率が低下
- クリエイティブな発想をしたいけどなかなか浮かばない
- 裁縫や会計簿をつけるなどの細かい作業をしてる時
- 運動中、集中できず適当に体を動かしてしまう
などなど、、、
日時生活において集中力が必要な時がたくさんある中で、自分の状態や周りの環境などによって集中できない時は誰しもあります。
しかし、
そんな時にアロマの香りを嗅げば気分転換するのと同時にアロマの効果効能で集中力を高めることも可能になるのです。
「集中したいシーン」「集中力が切れたとき」にどんなアロマを選べばいいか分からない時は、集中力や記憶力を高めてくれる「ローズマリー」のアロマ精油をオススメします。
ローズマリーの香りを嗅いでやる気スイッチオン!
ローズマリー精油のプロフィール(産地、成分、効果効能、注意点など)
学名 | Rosmarinus officinalis ①Rosmarinus officinalis CT Cineole ②Rosmarinus officinalis CT Canpher ③Rosmarinus officinalis CT Verbenone ※ローズ・マリーはケモタイプの精油で3種類ありますが、今記事でのローズマリーは②のカンファーを指しています。 |
種類 | 常緑低木 |
科目 | シソ科 |
原産地 | 地中海沿岸 |
抽出部位 | 葉と花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドルノート |
成分 | 【主成分】 a-ピネン (約10~25%)カンフェン (約5~15%) 1,8シネオール (約15~35%) カンファー (約15~25%) 【微量成分】 リナロール、B-カリオフィレン、β-ミルセ ン、a-テルピネオール、酢酸リナリル、リモネン |
使用上の 注意点 | 乳幼児、妊娠中、授乳中、神経系の弱い人、高齢者、てんかん患者は使用NG |
メモ | ros = 雫、marinus = 海 「海の雫」は海岸沿いに自生するローズマリーの青紫色の花に由来し、花言葉は「記憶」。 古代エジプトや古代ギリシャでは神聖な植物として尊ばれ、伝説の「若返りの化粧水(ハンガリアンウォーター)」の主成分として有名。 |
【ローズマリー(カンファー)】が集中力や記憶力の向上に効果的な理由
集中力を高めたい時になぜローズマリーがいいのか?少し掘り下げて分かりやすくお伝えしていきます。
仕事や勉強で集中力を高めたいという時って、同時に記憶力も高めれたら相乗効果として最高だと思うのですが、
ローズマリーは「集中力」「記憶力」「活力」この3つを一緒に高めてくれる優れた精油なのです。
3つの特徴成分による相乗効果が集中力や記憶力を高める
ローズマリー(カンファー)の精油にはケトン類である「カンファー」という成分が約20%前後も含まれ、
カンファーのクールな香りが脳を活性化させ、交感神経を刺激して頭をスッキリとさせることで、認識力や記憶力、集中力を高めるのです。
また、ローズマリー(カンファー)に含まれている酸化物類の「1,8シネオール」は気分をスッキリとして脳をクリアにし、カンファーと同じく集中力や記憶力を高めてくれます。
そこに加え、モノテルペン炭化水素の「α-ピネン」には鎮静作用や神経強壮作用が期待されるため、仕事や勉強に対してのモチベーションを高めてやる気を起こさせてくれます。
もう15年以上も前になるかなぁ、アロマの資格勉強の時はローズマリーの精油を教科書に直接垂らして勉強してました。
ティッシュでもハンカチでもなく、芳香浴でもなく直接。。。
まとめると、
ローズマリーは【カンファー、1,8シネオール、α-ピネン】の3つの香り成分が主成分として複合しているため、
集中しないといけない状況(仕事、勉強、細かい作業など)に対して、必要な効果(集中力、認識力、記憶力、やる気の向上)を存分に発揮してくれます。
そのため、集中力を高めたいような状況、環境時にはローズマリーが最適ということです。
ちなみに、上記に記載した通り花言葉は「記憶」ですし、ローズマリーの精油は記憶力を高める効果がおるため「受験生のハーブ」という別名もあるのです。
集中力を高めるローズマリー精油の具体的な使い方レシピ3選
ここでご紹介する方法は、芳香浴と吸入法、そして精油の塗布。
芳香浴や塗布は、「今から集中したい事をスタートする前」にオススメで、
吸入法は、「集中している最中にやる気スイッチが切れてしまったとき」に試してみるのが良いですね。
下記でのご紹介は、全てローズマリー精油の単品でもいいのですが、ブレンドした方が香りも良く気分的にも良いので、ブレンドも一緒に紹介します。
①ローズマリー精油を使った芳香浴
芳香浴
材料
- ローズマリー(カンファー)・・・1滴
- オレンジスイート・・・2滴
- ディフューザー
(お湯、アロマポット、アロマランプ、アロマディフューザー、アロマストーンなど)
部屋全体に拡散させる5つの方法
- 超音波式などのディフューザー機器を使用の場合は、機器の説明に従って上記の各アロマを敵数垂らして香らせる。
- アロマストーンの場合は、アロマストーンに上記の各アロマを敵数垂らす。
- お湯の場合は、60〜80℃くらいまでのお湯を洗面器などに張り、そのお湯に上記の各アロマを敵数垂らして香らせる。
- アロマランプ使用の場合もディフューザー同様、機器の説明に従って上記の各アロマを敵数垂らして香らせる。
- アロマポット使用の場合は、アロマポットの表面に軽く水くみを張り、その上に上記の各アロマを敵数垂らし、キャンドルで下から炙って香らせる。
芳香浴は使用する物によって変わりますが、上記の各精油を敵数垂らすだけでOK。
芳香させてから一呼吸おくと脳がクリアになってやる気が高まるので、仕事や勉強などの作業を開始する前に香らせておくのがいいですね。
②ローズマリー精油の吸入方法
吸入法
材料
- ローズマリー(カンファー)・・・1滴
- レモン・・・2滴
or
ペパーミント・・・1滴 - ハンカチ or ティッシュ
鼻からゆっくりと吸入する
用意したハンカチやティッシュに、上記の各アロマを敵数垂らす。
目を閉じてから精油を垂らしたティッシュやハンカチを鼻に近づけ(肌に触れないように注意)、ゆっくりと深呼吸して吸入する。
作業途中で集中力がきれた時などにオススメ。
落ち着いて深呼吸するようにゆっくりと吸入しましょう。
吸入法は一気に吸い込むと鼻が痛くなるかもしれないのでゆっくりと。
③ローズマリー精油の塗布
塗布
材料
- ローズマリー(シネオール)・・・1滴
- ヒノキ・・・1滴
- ホホバオイル・・・5ml
胸元に塗り込む
用意しておいたホホバオイルに上記の各アロマを敵数垂らして混ぜる。
ブレンドしたオイルを胸元に塗り込めば、作業途中でほのかに香って脳を刺激してくれます。
※ブレンドしたオイル5mlを全て使う必要はありません。余った分は別の容器に入れて保存し、必要な時に使いましょう。
集中力がきれるのを防いで維持してくれるので、作業前にやっておくといいですね。
塗布の場合は、刺激がキツめのカンファーではなく、ローズマリーシネオールで対応すると安心で、
もしカンファーを使用する場合は、ホホバオイルの量を2倍に増やして使用してください。
今回はローズマリーの精油で集中力を高める理由や使い方、ローズマリーのプロフィールなどについて紹介してきました。
使い方は簡単な方法をご紹介しましたが、ぜひ上記3つの方法を試して日々の日常に役立ててもらえてら幸いです。
ローズマリーは万能精油で、柑橘類や樹木系、フローラル系など他の精油とも相性がよくブレンドしやすい精油なので、濃度に気をつけて色々試してみるのもいいかもしれませんね。レモンやヒノキと相性抜群!
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