私はキャンドルを作るのも、灯して使うのも大好きです。
アロマインストラクターとして、天然精油にこだわってキャンドルを作っていますので、灯したときの広がる香りも大切にしています。
そんなアロマキャンドルの灯りと香りを楽しむために、お伝えしたいキャンドルの使い方。
そこで今回は、キャンドルクリエーターの私がアロマキャンドルを灯す時に気を付けていることを写真付きでお伝えします。
菜陽のキャンドルがお手元に届きましたら、灯す前に読んでいただき、アロマキャンドルで癒しのひとときをお楽しみください。
キャンドルを灯す場所
はじめに、キャンドルを灯す際の場所を整えます。
キャンドルを置く場所によっては、煤(スス)が発生したり、香りが早く消えてしまうからです。
そしてキャンドルは火を扱うものなので、灯す場所の安全確認もします。
キャンドルを灯す前の空間を整える
この時間も自分と向き合える穏やかな時間だったりします。
キャンドルが風の影響を受ける場所は避ける
窓の近くや、エアコンの風が当たる場所でキャンドルを灯すと煤(スス)が発生したり、溶け方にムラが出てしまうことがありました。
風の影響で香りの劣化が早まってしまう原因にもなります。
キャンドルを灯すときは、「風が当たらない場所さがし」をまず行います。
キャンドルの周りに燃えやすい物、溶けやすい物は置かない
お部屋のインテリアとしてお洒落に飾るのにぴったりなキャンドル。
私もキャンドルとお気に入りの雑貨をかざってお家の中に自分だけの癒しコーナーをつくっています♪
可愛いキャンドルや香りの違うキャンドルはつい集めて飾りたくなりますよね。
でも、灯す際は植物や本、カーテンなど燃えやすい物の近くは避けて火をつけます。
他のキャンドルが熱で溶けてしまわないように、
キャンドル同士の距離も離して灯すようにしています。
キャンドルに火をつける道具
アロマキャンドルに火を灯すのに一番使いやすいのは、チャッカマンなど柄の長いものがおすすめです。
使い続けていくと、ロウが少なくなるにつれて、通常のライターやマッチだと火を灯しづらくなってきます。
いつも私がキャンドルに火を灯すときに愛用しているキャンドル用ライターをお見せします♪
ライターに見えない可愛さで私のお気に入りアイテムです*
高さのあるキャンドルで芯が深くなっていっても最後まで火を灯しやすいです◎
他にもピスタチオやラベンダーなど可愛いカラーもありました♪
充電式の電子ライターや見た目もお洒落なものが販売されているのでこれからキャンドルライフを楽しむためにお気に入りの道具を揃えてみるのも良いかもしれません。
キャンドルを灯す時間
次はキャンドルを灯して使う場合、使用時間の目安となる時間やキャンドルの溶け方について写真と共に説明していきます。
キャンドルを灯す1回毎の目安時間
菜陽キャンドルも一度火をつけたら、
最低1~2時間灯していただけるようお作りしています。
もしも・・・
火を着けてから短い時間ですぐに消していると、ずっとその範囲内だけ溶けてキャンドルを使い切ります。
そうなると、1つのキャンドルを灯して楽しむ時間は短くなります。
安全を第一に使える灯し方であれば、あとは好みのままに と、私は考えています。
キャンドルを長く最後まで灯しきるポイント
キャンドルに火を灯したら1時間以上はそのまま楽しんでいただけるとお伝えしました。
私がキャンドルを無駄なく灯したい時に、気にしていることは、時間のほかにもうひとつ。
灯しているときのロウの溶け具合にも注目
室度や環境によって時間の目安だけでは、キレイに使い切れないこともありますので、キャンドルの様子を伺いながら灯しています。
火を灯したときのロウの溶け方
では、実際に灯した時のロウの溶け方を、時間の経過と共に、写真でお見せしたいと思います。
今回は、菜陽で販売しているこちらのアロマキャンドルを灯してみます
※灯すお部屋の環境によって、写真と同じ溶け方ではないこともあらかじめご承知ください。
灯して1時間後の写真のように、キャンドルの縁から5ミリくらい内側まで、容器入りのキャンドルであれば容器の縁のところを目安に溶けたロウ溜まりが広がるまで灯すと、キャンドルの香りも空間にやさしく広がります。
今回お見せした写真のキャンドルのように、ロウが溶けていく様子をうかがいながら、香りや揺らぐ灯りに癒されるゆったりとした時間を私も楽しんでいます。
キャンドルを長く灯し過ぎにも注意
キャンドルを長時間灯しすぎると炎の揺らぎが不安定になったり煤(スス)が出たりすることがあります。
これはロウが溶けて、芯が長くなりすぎたことで起こりやすいです。
そんな時は、一度火を消してロウを冷まし、芯の長さを6ミリ前後にカットして整えてみてくださいね。
またガラス瓶などの容器に入ったキャンドルは、長く灯しすぎると容器自体が熱くなっています。
火を消して容器が冷めるまでは、触れないようにしましょう。
キャンドルの消し方
キャンドルを灯して楽しんだあと、良い香りのままでキャンドルタイムを終えたいので、煤(スス)が出ない方法で火を消すようにしています。
次に灯す時にも火を着けやすくなりますので、ぜひお試しください。
キャンドルの灯りを消す道具
おすすめはトリミングツール
キャンドルの火を息を吹きかけて消すと、勢いでロウをこぼしてしまったこともあるので、道具を使って消すことをおすすめします。
トリミングツールなら、キャンドルのお手入れに大活躍しますのでおすすめです。
菜陽キャンドルのショップでも、お洒落なデザインのツールを取り揃えています。
私も愛用していて、キャンドルライフには欠かせないアイテムです*
専用ツールがお手元にない場合でも、次のもので代用可能◎
金属製の棒状のもの
- ピンセット
- たこ焼きピック
- 割りばし・竹串 (不燃性でないため)
キャンドルの火は芯を浸して消す
消し方としては、道具でキャンドルの芯を倒し、溶けたロウに浸して火を消す方法です。
では、これまでに紹介した道具を使って、キャンドルの火を消してみます。
↓
このようにして消すと、焦げたような匂いや煙も出ずに、火は消えます。
芯を元に戻すのを忘れずに!
芯が沈んだままロウが固まると、次に火を灯せなくなります。
火が消えたらすぐに芯をキャンドルの中心へ立て直すことを忘れないようにしてください。
香りの揮発やほこりを防ぐ
キャンドルを保管するとき
最後に、アロマキャンドルを灯した後の保管の仕方について。
次に灯す時も、安定した灯りで楽しむためにキャンドルを保管する際、気をつけている事をお伝えします。
キャンドルの変色を防げるベストな保管場所
キャンドルの変色を一番防げる保管場所は直射日光の当たらない場所です。
理由はキャンドルの色付けに使われている顔料や染料は光に当たると退色してしまうからです。
また、高温になる場所に保管すると、キャンドルが柔らかくなって変形してしまうので、そのような場所も避けて保管しています。
香りの揮発を防ぐ保管方法
アロマキャンドルの香りは、火をつけていない時も、自然に揮発していきます。
蓋つきのキャンドルであれば、火を消してキャンドルが冷めたら、蓋を閉めて香りの揮発を防ぎます。
容器に入っていないキャンドルでしたら、ジップロックや、ビニール袋に入れて保管すると香りの揮発を防げます。
使い終わったキャンドルは、必ず冷めて溶けたロウが固まってから片付けるようにしてください。
インテリアとして飾る場合
お気に入りのキャンドルは火を灯していない間もお洒落に飾っておきたいもの。
そんなときに私が使っているおすすめの保管アイテムは、「ガラスドーム」です。
キャンドルに埃がつくのを防ぎ、香りの揮発まで抑えてくれる優れもの。
わたしのキャンドルライフにかかせないアイテムのひとつです♪
お気に入りのキャンドルを保管して、インテリアとしても楽しめます。
さいごに
キャンドルは、すこしのお手入れで安全に最後までキレイに使い切ることができます。
今回お伝えした内容を参考にキャンドルのある毎日をもっと楽しめるアイデアになれたら幸いです。
そのほか、キャンドルにまつわる使用方法で質問などがございましたら、インスタやメッセージから、お気軽にご連絡ください*
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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