【植物の分類法】
植物の分類は、生物をその類似性から分類する方法を開発したスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネによって創始され、世界共通の名称でラテン語表記される。
それぞれの植物は分類学上の「科」に属し、構造上の特徴から「属名(最初を大文字でイタリック表示)」と「種名(小文字のイタリック表示)が与えられ、二名法が用いられている。
たとえばラベンダーは以下のように分類されている。
- ■界
- Plantae
- ■門
- Tracheophta
- ■亜門
- Spermatophytina
- ■網
- Discotyedons
- ■亜網
- Asterdae
- ■目
- Lamiales
- ■科
- Lamieceae
- ■属
- Lavendula
- ■種
- angustifolia
精油を正確に使用するには最低限属名と種名が必要であり、種の下に亜種、変種、品種、栽培変種、ケモタイプ、雑種などがある。
- ■亜種
- 種の地理上の変異を表示する
- ■変種
- 亜種と品種の間に位置する階層、変種名には「var,」をつける。種の主な細別や園芸品種
起源の異形をあらわすのに用いられる(例Citrus aurantium var. amara)
- ■品種
- 種に関する違いを表示
- ■栽培変種
- 園芸的な栽培の場においてのみ知られる栽培変種。
- ■ケモタイプ
- 同一の学名を持つ植物でも、土壌や日照条件など育成環境により、含有成分が異なる精油。
「ct.」をつけ、そのあとに特有成分名が続く。
(例Rosmarinus officinalis ct. camphorローズマリー・カンファー)
- ■雑種
- 自然あるいは人為的な種間の混血種。×の記号で表記される。
- ■有機栽培
- 化学肥料。農薬などを使用せずに植物を育成すること
- ■精油の学名
- 精油の原料となる植物の正式名称。学名は各国共通してラテン語である
- ■精油の科名
- 精油の原料となる植物の分類
- ■精油の抽出部
- 精油が抽出される植物の部位