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セージ
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さて、今週はセージについて調べてみました。
民間薬として使用頻度の高いハーブですから、いろんな
記録が残っているはずです。
【一般名】セージ sage
【学名】 Salvia officinalis
【科名】しそ科
【抽出部位】葉
【抽出法】水蒸気蒸留法
今週はジャン・バルネ博士の「植物=芳香療法」より
ご案内しますね。
ぱらぱらめくっているといろいろ面白いことが書いて
ありますので。
ローマ人は「ヘルバ・サクラ」聖なる草と呼び
サレルノの学校では「サルビアは救助者・自然は仲介者」
と呼ばれた。
民間薬としてよくつかわれてきた、最も有名な薬用植物の
ひとつである。
と紹介しています。
≪使用する部位≫
花・葉・精油(たとえ少量でも癲癇の発作を起こさせ、中毒作用を
示す可能性がある)
≪特性≫
内用
強壮作用、全般的刺激作用(神経系および副腎皮質の刺激作用)
副交感神経系および各種神経のバランスを保つ作用
鎮痙作用
食欲増進作用
健胃作用
殺菌消毒作用
制汗作用(ファン・シュビーテンによる)
浄化作用
利尿作用
血圧上昇作用
通経作用(マウスにサルビアの純粋エキスを注射すると、
フォリクリンの場合に似た反応が生じる:
クロチンスキーおよびブイホフカによる)
妊娠促進作用
抗ガン作用?
泌乳阻止作用
外用
収れん作用
瘢痕形成(癒創)作用
殺菌消毒作用
強壮作用、抗リュウマチ作用(沐浴)
≪摘用≫
内用
体組織全体の力を高めるので、消化器官の疾患、肝臓障害、泌尿器病
肺・胸膜疾患などさまざまな病気に適用される
各種の衰弱(病気の回復期など)、神経衰弱
胃腸無緊張による消化不良、消化緩慢、食欲不振
振頭、眩暈、麻痺など各種神経疾患
卒中
慢性気管支炎、喘息
結核患者及び回復期にある患者の寝汗
手・腋下の多汗症
腺炎、リンパ性体質
間欠熱
乏尿
低体温
少量月経の正常化、月経困難
更年期障害
不妊症(ライトによる)
下痢(結核患者及び乳児の)
悪性腫瘍
出産の準備
泌乳を停止させるため
外用
白帯下(膣洗浄)
アフタ、口内炎、アンギナ、喉頭炎、歯痛
喘息
無緊張性創傷、潰瘍
各種皮膚病(湿疹)
幼児の衰弱、くる病、腺病質
禿頭症
スズメバチをはじめ各種昆虫による刺傷
家屋の消毒殺菌
≪禁忌≫
母乳哺育中の女性には使用しない
≪使用の仕方≫
内用
●浸剤 1リットルの沸騰した熱湯に対して花と葉20gを用いる
10分浸漬すること
1日に3杯飲用
●チンキ 1回につき30~40滴を、1日2回、少量の湯に入れて服用
●エキス(安定処理したサルビア流エキス)
小さじ1杯をメリッサのに入れ、神経系のバランス回復剤として、
また寝汗を防ぐ薬剤として毎夜服用する
●エッセンス 1回2~4滴を1日3回、アルコール溶液または蜂蜜に
入れて服用する
●散剤 1日に1~4g服用
●強壮用ワイン
サルビア葉 80g
ワイン(赤または白) 1リットル
これを1週間浸漬する
毎日食後大さじ1~3杯飲用
H・ルクレールはこのワインを長期におよぶ疾患に続く衰弱、
心身の過労、神経衰弱、自律神経失調症に勧めている
(間欠熱に対しても)
アフタの手当にも使われる
●制汗用水剤
サルビアエキス 50g
オレンジ花シロップ 30g
水 150ml
これを就寝時大さじ1杯用いる(結核、更年期障害)
外用
●通経用座薬
サルビアエキス 0.25g
ポプラの軟膏 1g
カカオバター 3g
白蝋 座薬1個分
これを1日に1~2個使用(無月経、月経困難、不妊症?)
●煎剤 花と葉一握りを1リットルの湯に入れ10分間煎じる
口内浴用剤(アフタ、口内炎、口内の潰瘍)
膣洗浄剤(白帯下)
湿布用剤(下腿潰瘍、無緊張性創傷、各種皮膚病、湿疹)
●チンキに同料のラム酒を混ぜたもの 禿頭症にすりこむ
●葉をもんであてがう 昆虫の刺傷、スズメバチの刺傷
●ほした葉をたばことして喫煙する 喘息
●軟膏
サルビア葉 30g
カキドオシ葉 30g
ラード 250g
白蝋 45g
全体を合わせて煮て、植物を取り出す
(無緊張性創傷、潰瘍、挫傷)
●浸剤の浴用剤 衰弱した幼児、くる病、腺病質、リュウマチ
この浸剤を出産の1か月前から規則的に飲用しちると分娩の苦痛が大幅に
減少する
重病人がいた場所の消毒には、サルビアの葉を炭に乗せて焼く
プロバンス地方のスープ「アイゴ=ブイド」の作り方
塩、コショウ、ガーリック、オリーブオイル100g、
2リットルのお湯にサルビアの葉12枚を浸したもの、
10分間煮て、これをスライスしたものをパンにかける。
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編集後記
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セージは高血圧の人は使用に注意などと書いてあるので
慎重に使わないといけないものだと思っていましたが、
乳児の下痢や、衰弱した子供の回復期にも使うみたいで
意外な発見でした。
このジャン・バルネの芳香療法によると、精油として使うより、
ハーブとして使われることが多いようです。
やはりセージはハーブとして利用した方が使いやすい気がします。
強壮用ワインならすぐに作れますものね、
試してみても面白いかもと思いました。
煎剤で膣洗浄もいいかもしれませんね。
前にカンジダの膣炎がなかなか治らない方に、ティートリーで
洗浄したことがあるのですが、結構な量を使うので、ちょっと
費用がかかりすぎるかなと思いました。
ハーブで作ればそんなに費用は高くつかないでしょうから。