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-アロマセラピー診療日誌-

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 ベチバー Vetiver
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 今日は、この間試してみた精油ベチバーについて書いてみました。

 ベチバーはインド、ジャワ、タヒチ、ハイチなど熱帯地方の野草です。

 ベチバーはその鎮静作用から「静寂の精油」として知られていると「84の精油」に
 書いてあったので、実は前から気になっていた精油なんです。

 だからついでながらに買ってみました。

 ジャワでは昔からベチバーの根でマットを編んだり、帽子を作ります。

 カルカッタでは天幕、ブラインド、日よけはベチバーで作られ、暑い気候の時、
 ここに水をまくと、えもいわれぬ香りが辺りに漂うとも書いてあります。

 古くはヒンズー教徒の聖典の中にも出てきます。
 東洋では薬用、宗教用に使われました。

 根は地下3メートルくらいかなり深く地中に延びるので、山の傾斜地の土砂流防止に
 使われました。

 どんな香りか気になりませんか~。

  【一般名】ベチバー Vetiver

 【学名】Vetiveria zizanioides
         (Andropogon muricatus)

  【科名】 イネ科(多年生)

 【抽出部位】 根

 【抽出方法】 水蒸気蒸留法

 【おもな産地】ハイチ(最も質が良い)、マダガスカル、中国

 【ノート】ベースノート

 【主成分】 

 ●セスキテルペン炭化水素
 ベチベン
 トリシクロベチベン
 ベチバズレン

 ●セスキテルペンアルコール
 ベチベロール

 ●ケトン
 ベチボン

 ●エステル
 ベチベニールアセテート
 安息香酸(エステル化した)

 【効能】

 おもに香料として使われてきたために、伝統的に使用された記録はありません。

 ●皮膚、毛髪、爪
 ニキビ、切り傷、乾燥し老化した肌、脂性の肌、荒れた傷、蕁麻疹、
 感染と炎症を起こした細胞を再生する(?)男性の老化現象

 真皮層に働きかけて、老化して緩慢になった皮膚に脂肪組織を増加させる

 毛細血管を刺激することによって、結合組織や表皮を柔軟にし水分を含ませ、解毒する

 ●筋・骨格系
 関節炎、筋肉痛、痛み、突き指、リュウマチのこわばり
 結合組織の障害 
 全体の静脈血管の循環を促して血液を供給し解毒する

 ●心血管系
 赤血球を強化して酸素を供給し循環を促す(動脈血管)
 血管を拡張させる リンパ管の静脈循環を促す
 
 ●免疫系
 風邪、発熱
 衰弱した免疫系システムを刺激する(全身の感染症)

 ●消化器系
 消化器官において上皮細胞の静脈循環(リンパの循環?)を促進する
 膵機能を促進?
 肝臓のうっ血?

 ●内分泌系
 膵機能を促進(糖尿病の助けとなる)

 ●泌尿生殖器系
 泌尿器系の強壮(細胞を刺激して、吸収を促す)
 インポテンツや冷感症の援助
 月経発来(作用は弱い)
 産後うつ病

 ●神経系
 無気力、鬱状態、睡眠障害、精神緊張、
 精神的肉体的に消耗した状態
 中枢神経系のバランスをとり、トラキライザーが不要になる
 バイタリティーが増進し地に足をつけることができるようになる
 オーラを浄化しオーラを強化する

 ●安全性
 テストの上低濃度で使用するには安全
 過敏な人には皮膚炎を起こすという報告がまれにある
 
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  編集後記
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 ベチバーの香りは、一言で言うならスモーキー、
 煙草のような匂いというか、燻製のような煙くさい香りです。

 男性向きの香りだなーと思いました。

 「香りの百科事典」には力強いウッディー・アーシーな香りと記載されています。