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麝香 musk
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どんな匂いか気になるものの一つに麝香があります。
ジャコウジカ(雄)の下腹部の臍と生殖器の間にある香農(こうのう)から取れる分泌物を
乾燥させたものです。
ワシントン条約で捕獲や取引が制限されているため、現在では合成ムクスが研究開発
されていいます。
現在では実際にかぐことはできない香りのようです。
ジャコウジカはヒマラヤ山岳地帯から中国のチベット・雲南・四川・陝西・山西省に生育しています。
ジャコウシカってどんな鹿かしらと気になりますね。
画像で検索すると救心製薬のHPに載っていました。
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難しい麝香の漢字の成り立ちも書いてありました。
「ジャコウの香りが矢を射るように遠くまで飛ぶ」
というので、こういう字ができたのだと。
中国明(みん)代の本草(ほんぞう)学者、李時珍(りじちん)は
自著『本草綱目(ほんぞうこうもく)』の中で説明しています。
香気成分はムスコンで、合成されたものは、このムスコンですね。
香りの百科事典をみると、日本の薫香の歴史では、平安時代の薫物つくりには
麝香を使用したレシピがたくさん残っていること。
室町時代には端午の節句の飾り物として調整される薬玉にも花飾りの中央に
麝香などの香料を入れた玉を飾ったことが書いてありました。
ナポレオンの皇妃ジョセフィーヌはとりわけこの香りを愛したという話は有名ですし、
ルイ15世の寵愛を受けたポンパドール婦人の寝台は死後20年を経ても麝香の香りが
したということです。
爽やかな柑橘系の香りが好きだったナポレオンは大いにこの匂いに悩まされ、
これが不仲の原因となり離婚へつながったという話もあるようです。
日常生活においては、香りはことのほか大切な因子であることがわかりますね。
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編集後記
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最近ホメオパシーにも興味があって勉強しています。
ホメオパシーのレメディにも麝香があります。
このレメディの特徴は、
・ヒステリーで心気症の傾向がある
・わずかな刺激にも大げさに反応し失神することがある
・とても怖がりで病気になると死んでしまうのではないかと非常に心配する
・冷え症でせかせかしていてすぐに興奮する
・笑い出すと止まらない
・短期でちょっとしたことにすぐ怒る
・寒さに非常に敏感です
ナポレオンのお后ジョセフィーヌはこんな人だったのかしらと想像してしまいました。
なんだか面白いですね。