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-アロマセラピー診療日誌-

 アロマセラピーを勉強しはじめた時に、聞いたことがあります。

 嫌いな匂いをかぐだけでストレスになるから、患者様に使用するときは、
 まず好きな匂いの精油を選ばなくてはならないと。

 実際に使用するときには、匂いに抵抗はないかどうか確かめますが、
 この匂いは絶対いやなどと言われた事はありません。

 いろんな精油を組み合わせても、意外とそれなりな匂いがして
 適当に組み合わせても大丈夫なような気がします。

 精油に対する好き嫌いが自律神経に影響を与えるのかどうか調べた論文が
 日本アロマセラピー学会誌にのっていたので、今日は、こちらをご紹介したいと思います。
 

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   精油に対する好き嫌い
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 今回の学会誌に精油の香りの好き嫌いは、成分から想定される効果に大きな影響は
 与えないという論文が載っています。

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   アロマセラピーでの精油に対する好き嫌いが自律神経に与える影響
     日本アロマセラピー学会誌、4:35-4-0、2005       
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 香りにお対する嗜好の影響を考慮して、生体の自律神経への効果を評価しています。

 吸入する精油の香りに対する好き嫌いの感情が、精油の効果に対して
 どれほどの影響を与えるものなのかを調べています。

 アンケートにより好きな精油をレモン、嫌いな精油にジュニパーベリーを使用しています。

 精油の吸入前後で体温、瞳孔径を測るとともに、手掌温、手掌血流量、血圧、脈拍、
 血管弾性特性を計測しています。

 アロマ吸入前後でコントロール群と有意差は認められず、嫌いな精油とされた
 ジュニパーベリーでもストレス反応は認められませんでした。

 このことから、精油の香りの好き嫌いは、成分から想定される効果には
 大きな影響は与えないと結論しています。
 

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   編集後記
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 私は、血液型がB型のせいでしょうか、案外とアバウトな性格だと人から
 指摘されることがあります。

 精油を選ぶときも、割と大雑把で、効能についてはよく考えますが、
 香りについてはあまり細かく気にしたことはありません。

 患者様が嫌いでなければOKだと思っています。

 適当に組み合わせても心配いらないもので、いい香りがするものです。
 香水を作るには、このようないい加減なことを言っていてはいけない
 と思いますが、アロマセラピーを行うにあたっては、まず効能を考えて
 精油を選んでもよいということになるでしょうか。