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-アロマセラピー診療日誌-

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               ドライマウスとは
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 最近「ドライマウス」ということばをよく聞くようになりました。
 この間、耳鼻科のドクターのセミナーがありました。
 聞きにいきたかったのですが、急患があって参加できませんでした。

 更年期になると眼精疲労を訴える人が、目がくしゃくしゃすると訴え「ドライアイ」の症状を示す人がいます。

 私は老化による「ドライアイ」が口にきたようなものと認識しています。

 「ドライマウス」つまり「口腔乾燥」は口が乾く状態をいいます。
 のどが渇くいわゆる口渇ではありません。

 健康な人でも運動をして汗をかくとのどが渇きます。
 ひどく嘔吐したりや下痢したために脱水を起こすとのどが渇きます。

 甲状腺機能亢進症や糖尿病など病気のためにのどが渇くこともあります。
 
 このように口渇は原因がはっきりしていて、病気を治療したり、水分を摂取することで解決できます。

 ところが、口腔乾燥は唾液の分泌が減少するために起こります。
 その他には、薬を飲んでいるために起こったり、義歯を入れている場合、今のように花粉症の季節には
 鼻がつまって口で呼吸をするため、またストレスが続いていることが原因のこともあります。

 したがって若い人より高齢者に多い、特に中年以降の女性に多い病気です。


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 <口腔乾燥を起こす原因>
 加齢による唾液腺の萎縮
 炎症や腫瘍などで唾液腺が障害を受けたとき
 薬の副作用
 ストレス
 放射線治療
 シェーグレン症候群
 
 <口腔乾燥を引き起こす薬>
 利尿剤、
 降圧剤、
 抗ヒスタミン剤、
 抗うつ剤、
 抗コリン剤、
 抗炎症剤、
 鎮痛剤、
 気管支拡張剤、
 骨粗鬆症治療剤

 このような薬には口腔乾燥という副作用があります。

 <症状>
 炎症を起こしやすくなるので、「口が渇く」、「口の中がネバネバする」、「舌が痛い」などの症状
 が出る。

 そのうち機能障害を起こすので、しゃべりにくいと感じたり、入れ歯が合わなかったり、はずれやすくなる。

 味覚障害をきたすと、味がよく分からなくなります

 さらにドライマウスが進行すると、粘膜が乾燥して傷つきやすくなる。
 その結果、舌の表面がツルツルになり、ほっぺたの粘膜が赤くただれる。

 こうなると唾液による口腔内の自浄作用が低下するので、歯周病を併発し、口臭がするようになる。

 さらに余病を起こしやすくなので、口角びらんや潰瘍ができることがあります。
 
 <口腔乾燥の治療>
 治療は対症療法が主でうがい薬でうがいを繰り返す、スプレー式の人工唾液が利用されます。

 最近は塩酸セビメリンという唾液腺を刺激して唾液を出す働きのある薬があります。

 <ドライマウスの診断>
 味のないガムやパラフィンをかんで唾液腺を刺激し、10分後に唾液の量を測ります。「ガムテスト」といいます。
 
 普通の人で唾液量は20cc前後になりますが、その半分の10ccを切るあたりからドライマウスと考える 

 ようです。

 
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 ドライマウスのアロマセラピー
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 治療方法は対症療法が主なようですから、アロマセラピーを使うには症状にあわせたマウスウォッシュを
 作成することくらいでしょうか。

 コップいっぱいの水に3滴ほど精油を落として、精油は水に溶けにくいので、よく混ぜたうえうがいします。

 舌に痛みがあったり、粘膜が傷ついていることが考えられるので、鎮痛作用があって、殺菌作用がある
 ティトリーがいいと思います。

 口臭を防ぐには、ペパーミントやグレープフルーツ、レモン、バジル などがよいでしょう。

 更年期の患者様にホルモン補充療法をすると、ドライアイが治ったという患者様もいますので、更年期の方
 には更年期障害の治療が役立つものと思われます。

 高齢になると噛む力が弱くなり、噛む回数もっ少なくなるので唾液腺の働きが低下します。よく噛むという
 ことも大切なことだと思います。

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 編集後記
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 個人情報保護法が制定され、何かと登録のしなおしなど、手続きがありめんどくさい春です。

 最近のどが渇いているわけではないのに、口が渇く気がして今回のテーマはドライマウスにしました。

 花粉症の症状はありますが、口呼吸するほどひどい症状はでていません。けれどもやはり花粉症のせい
 かと思ったり、更年期の老化現象の一つかもしれないと思っています。
 
 何事にも老化を防ぐ努力が大切です。