NPO法人関西アロマセラピスト・フォーラム公式サイトへようこそ Welcome to Kansai Aromatherapist Forum.

-アロマセラピー診療日誌-

==♪☆♪==============
       診療日誌:禁煙の相談
==============♪☆♪==

患者様を見ていると、確かに女性の喫煙率は高くなっています。
この間も、妊娠初期の患者様が打ち明けてくださいました。
タバコはやめられたのですが、まだニコチンガムがやめられませんと

考えてみれば、良いわけはありません。
でも、タバコを吸うよりはましな気はしますが‥‥

文献を取り寄せてみました。説明には妊婦には禁忌と書かれています。
動物実験では、下記のことが確認されています
 ●マウスに催奇形作用あり、
 ●サルの胎児にアシドーシス、呼吸運動が低下する
 
妊娠期は、禁煙のモチベーションが一生のどの時期よりも高いので、自力での禁煙率も20~40%といわれ、綿密なカウンセリングで高い禁煙率が得られるそうです。

それなら妊婦さんの禁煙はまずニコチン代替療法より行動療法を行うべきであることがわかります。

妊婦の禁煙にニコチン代替剤を使用しても良いかどうか調べた論文がありました。

結論から言うと、妊婦にニコチン代替剤を用いることで得られる利益がリスクを上まわると考えられる場合には
使用しても良いと結論しています。

症例は少ないものの、赤ちゃんに異常はなかったらしい。
ただし使用した期間は妊娠初期は避けて、中期になってから使用しています。

このように胎児にはリスクは無いという論文もあるようですが、その根拠は十分ではないので、やっぱり
使わないですむなら使わないほうがいいですね。


この間禁煙のご相談にみえた方も、ラベンダーの芳香浴をおすすめしましたが本数は減りましたが、まだ禁煙できませんとおっしゃいます。

それならほかに方法は無いのか調べてみました。
 TRI(Touch Research Institute)にアクセスしてみました。
      ↓
http://www.miami.edu/touch-research/

耳たぶや手の自己マッサージでタバコの本数が減らせられるという論文がありました。 
 
 Hernandez-Reif, M., Field, T., and Hart, S. (1999).
 Smoking cravings are reduced by  self-massage.
 Preventive Medicine, 28, 28-32.

 禁煙治療にはニコチン代替療法と行動療法があります。
 行動療法には次の3つの方法があります。
 ●セルフモニタリング法(喫煙行動を手帳などに記載する)
 ●環境制御法(喫煙のきっかけとなる環境を避ける)
 ●習慣拮抗法(喫煙したくなったら他の行動をとる)
 
 自己マッサージが習慣拮抗法のひとつになるということですね。
 ではこのときにアロマセラピーを併用すればよいように思います。
 
==========
  ハンドマッサージ
==========

 <マッサージオイルを作る>
 キャリアオイルは何でも良いと思いますが、私はグレープシードオイルがおすすめです。

 冬に手術が立て続けにあったとき(手術の時はブラシでこすって洗います)、指先まで手ががさがさに
 なりました。
 その時にいろいろ試してみたのですが、グレープシードオイルは寝る前に使うと、翌朝にはかさかさは
 直っていました。

 市販のハンドクリームは塗ってすぐはしっとりするのですが、時間がたつとかえって乾燥します。

 なぜかなと思っていましたが、皮膚科の先生に尋ねると、尿素入りクリームの親水軟膏基剤は使い
 続けると帰って皮膚が乾燥するからだそうです。

 シアナッツバターなども試してみましたが、グレープシードオイルのほうがよかったです。

 足の裏のかさかさもグレープシードオイルを塗って寝ると数日できれいになりました。

 使用する精油は、手足のお手入れにはレモンがおすすめですが、禁煙のためなので、ご自分が落ち着く
 においの精油がいいと思います。
 オレンジスィートでもラベンダーでも何でも良いと思います。

 ただし柑橘系の精油を使用したときは光感作作用があるので、1時間ほどは直射日光に当たらない
 ように注意してください。

 <私のおすすめ> 
 グレープシードオイル  10ml
 レモン          4滴 

==========
 マッサージの仕方
==========

手のひらにマッサージオイルをとり、オイルを手になじませる
手のひらを親指で強擦(指の腹で強くこする)
指を2指ではさんで円を書くように軽擦した後、爪・指側面・指間を圧迫する
親指で、親指と人差し指の間を揉捏(指で深部組織をもみほぐす)する
   (メディカルアロマセラピー:メディカ出版社より)
          ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895734269/daimonladiesc-22

目で見てわかるものはないか探して見ました
写真入のマッサージの手技を載せているページです

参考にごらんになってみてください
 http://www.okeiko.ne.jp/backnumber/38/38.html


=======
  編集後記
=======

 最近皮膚の老化現象が出てきたのか、皮膚がかさかさしたり痒い時があります。
 それで今日はお風呂にペパーミントとニアウリを入れてみました。
 
 ニアウリはセキステルペンアルコール類のネロリドールにホルモン様作用があり、ビリディフロロールに
 エストロゲン様作用があります。

 更年期の老化現象予防に効果があるでしょうか?
 しばらく使ってみます。