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-アロマセラピー診療日誌-

 この間からお伝えしているフランキンセンスは樹脂ですね。

 天然ゴムと同様に樹皮に傷をつけてそこに固まる樹脂を採取します。

 フランキンセンスの樹皮から泌された樹液は空気に触れると乳白色の
 涙滴状の塊となります。
 
 その様子から乳香の名がつけられたそうです。
 
 ウィキペディアに乳香の写真がありました。

 ↓

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9

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 フランキンセンス
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 【一般名】フランキンセンス frankincense 乳香

 【学名】 Boswellia carteri

 【科名】 カンラン科

 【抽出部位】樹脂

 【抽出法】水蒸気蒸留法

 The Aromatherapy Practitioner Reference Manualより

 今日はフランキンセンスの神経系に対する
 作用について追加します。

 ●不安や緊張
 ●うつ状態やストレス
 ●悪夢
 ●将来の不安
 ●ためらい
 ●呼吸をゆっくりにして落ち着かせる
 ●高揚した精神状態を落ち着かせる
  (強迫観念取り付かれて思考が停止した状態)
 ●信念を強化して平和をもたらす
  儀式に使用するには最適である

  
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 ロバート・ティスランドのアロマテラピーより
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 フランキンセンスは乳香と呼ばれ、昔からある精油ですから
 ロバート・ティスランドのアロマテラピーにはどのように
 書いてあるか、読んでみました。

 学名がBoswellia carteriではなく、Boswellia thuriferaと
 記載されています。

 現在使われるものとケモタイプが違うのかも知れません。

 500年前のエジプトでは、プント島から輸入し、最初は薫香と
 して使用、患者を燻蒸して病気を引き起こした悪霊を払いました。

 後に化粧品に加えられた。エジプト人は遺体の防腐保存の
 目的には使わず、もっぱら若返りの美顔パック剤に加えて用いた。

 ローマの詩人オウィディウスはスキンケアの著書

 「美顔料」

 に乳香は「化粧のためにすぐれた薬剤」として収載しています。

 
 古代世界においては乳香はもっとも高価なもののひとつでした。
 宝石や貴金属類と同じほど高価でした。

 だから黄金と乳香と没薬が幼子のキリストに捧げられたのです。

 乳香がこのように価値のあるものであったため、
 一部の国々の経済に大きな影響を与え、政治的な紛争の種となる
 こともしばしば在りました。
 
 乳香は安息香のように舌を焼く刺激もなく、
 没薬のような苦もありません。
 乳香はこのどちらよりの甘く、軽いもち味があり
 「頭部機能促進効果」がより強い、感情を快く導く力が
 強力です。

 18世紀以降は乳香の医薬品としての効能を書いたものは
 見当たりません。

 乳香のような定評のある芳香物質が、これほど顧みられない
 できたことは奇妙なことです。 

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 編集後記
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 フランキンセンスというと、クリスマスしか思い浮かびませんが
 なかなか有益な精油のようですね。

 もし内服することを考えたとしても、飲みやすい精油のようです。

 ロバート・ティスランドもぼやいていますが、もっともっと
 この精油を有効に使いたいと思いました。

 皮膚に対する働きもなかなか強力なようです。

 ティスランドは、収斂作用があり軽い抗炎症作用もあるので、
 若々しい顔色を保ち、シワをはじめ老年の不快なしるしが出る
 のを防ぐ。

 「根絶するというのに近いとまでいったらいいすぎか」

 といっています。

 スキンケアに是非使ってみてくださいね。