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-アロマセラピー診療日誌-

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       診療日誌:アロマセラピーで禁煙
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20代~30代の女性の喫煙率は上昇しています。ほぼ20%に達しています。
5人に1人の女性がたばこを吸っていることになります。体に悪いとわかっていてもなかなかやめられないのがたばこです。

今回のご相談は、妊娠中であるため、余計に深刻です。妊娠中の禁煙は虐待に等しいという考えもあります。できるなら禁煙してほしいです。


●妊娠中のたばこの害について

  胎児への影響
  (1)出生体重の低下(非喫煙者から生まれた赤ちゃんより約200g~500g体重が少ない)
  (2)身長、頭囲、胸囲など身体発育全体の値が低下
  (3)先天異常(口唇・口蓋裂、先天性心疾患など)の頻度が増加


  妊娠中の異常や合併症の増加
  (1)早産や流産の頻度が1.5倍になる
  (2)周産期死亡が1.2~1.4倍になる
  (3)胎盤早期剥離、前置胎盤などの合併症が増える


●たばこが害をもたらす原因
  ニコチンは血管を収縮させてしまいます。そのため子宮や胎盤へいく血液が少なくなります。
  赤ちゃんは胎盤で血液のガス交換をしてもらい、さまざまな栄養もお母さんの血液からもらいます。
  その大切な血管が収縮して細くなるのですから、大きな害が及ぶことは考えてみたらあたりまえの
  ことですね。

 また、たばこの煙の中の一酸化炭素が胎児のヘモグロビンと結合するので酸素の運搬能力が低下します。
 ですから赤ちゃんは低酸素状態におかれることになります。


●受動喫煙の問題
  喫煙者が吸う主流煙より、灰皿に置かれたたばこから出てくる副流煙の方が、健康に悪い成分が多く
  含まれているのです。
  副流煙には主流煙の2.8倍のニコチン、
               3.4倍のタール、
               4.7倍の一酸化炭素
  が含まれているという報告もあります。

  低出生体重児の頻度も、夫だけが吸う場合1.7倍に、妻も夫も吸う場合には2.8倍になるといわれています。

  妊婦さんの横でたばこを吸うということは、赤ちゃんがたばこを吸っているのと同じことなのです。


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これでたばこが赤ちゃんによくないと言うことはご理解いただけたかと思います。
悪いとわかっていてもやめられないのがたばこです。

特に女の人はたばこに対する心理的依存が大きいため本数が少ないにもかかわらず禁煙しにくいと言われています。
 
また女の人はニコチンの代謝が悪いとも言われています。

それでは禁煙はどのように始めたらよいのでしょう。


 ●まずきっぱりとやめる決心をしましょう
  妊娠をきっかけに、都合のよい日にきっぱりとやめる決心をしてみてはいかがでしょう。
   忙しい日に始めたりするといらいらしてついたばこに手が出るかも知れません。
   のんびりできる日に始めましょう。


 ●家族の協力をお願いしましょう
  そばでたばこを吸わないようにしてもらう、何ならご主人も一緒に禁煙してください。
  ふざけてたばこを勧めるようなことはしないでください。


 ●たばこやライターなどたばこに関する物はすべて捨ててしまいましょう。
  かわいいライターも惜しげなく捨ててください。


 ●離脱症状は、禁煙後6時間くらいで始まり、3日過ぎると楽になるそうです。
  とりあえずは3日間頑張りましょう。


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 もしたばこを吸いたくなったら

 ♪深呼吸する
 ♪何か飲む;水でもお茶でも何ならハーブティでもよいのではないでしょうか
 ♪散歩にでる
 ♪体操をする
 
 <気分が落ち着くハーブティ>
 ジャーマンカモミール:そのままでも飲めますし、苦手な人はお紅茶に混ぜてもよいと思います。
               ダージリンティに混ぜるとおいしいです。

 ローズ:ローズだけでもおいしいですよ。

 ラベンダー:私はラベンダーだけのハーブティは飲みずらいので、アールグレイティと混ぜて飲みます。
 
 <その他のハーブ>
  グリーンファーマシイという本で読みました。
  科学的な根拠は無いようですが、甘草の根をくわえて禁煙に成功したと書かれています。
  カットした甘草しかありませんでしたが、くわえてみました。甘くて十分禁煙の助けになると思いました。

 
 <アロマセラピーで禁煙>
  アロマセラピー学会の小野村健太郎先生は、ニコチンガムとラベンダーを用いて禁煙外来をしています。

  ラベンダーに含まれる酢酸リナリル(エステル類)は主として太陽神経叢の鎮静作用があり、ストレスや
   不眠など精神的な病気に非常に有効です。

  またラベンダーに含まれるリナロール(モノテルペンアルコール類)は鎮静作用や抗不安作用があり
  リラックス効果があります。


このようなラベンダーの作用を利用して、たばこを吸いたくなったらニコチンガムを噛んで、ラベンダーの匂いをかぐようにします。すると、気持ちがおちついて禁煙に前向きに取り組むことができるようになるそうです。


ニコチンガムの量はだんだん減って、ラベンダーの匂いをかぐだけで満足できるようになります。 
 
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今回のご相談は妊娠中なので、ニコチンガムはかめません。ラベンダーの芳香浴を試してみてはいかがでしょう。

自分でも、ああこれでたばこがやめられると思って匂いをかぐようにしたらよいと思います。